活動の現場

ニュース142号

広瀬 ナミ子 さん

Q.健康管理士の資格に興味を持ったき
っかけ、選んだ理由を教えて下さい。

Q.健康管理士の資格に興味を持ったき
っかけ、選んだ理由を教えて下さい。

私は、長年にわたってバスガイドの仕事をしているのですが、今から数年前に大病
を患い、病院の担当医に「今やっているお仕事は二度と復帰できないでしょう」という
宣告を受けました。自分が病気になるとは想像もしていなかったことなので、ショックを
受けたのと同時に「健康」に対する考えの甘さみたいなものを感じていました。
 そんなある時、友人から、病は生活習慣や食生活などからくることを教えられ、アド
バイスしてもらったことを実行し続けた結果、見事に病を克服することができたので
す。担当医も驚きを隠せない様子で、「どんな食事療法をしたのですか?」と尋ねられるほどでした。

教えてくれた友人は、健康管理士の資格を取得しており、知識の豊富さもさること
ながら、いつも若々しく健康的な姿に「私もぜひこの資格を取りたい!」と思いました。
そして、資料を取り寄せていただき、早速チャレンジしました。最初は「自分が健康になる
ためのヒントを少しでも得られたら…」くらいしか頭になかったのですが、手元に届い
た6冊のテキストを読んでみると、「健康ってこんなことまで関係しているんだ」と感じ
ることも多々あり、学習を進めていくうちに、健康に対する奥深さや幅広い分野の知
識を得ることの意義などが一つ一つ紐解かれ、楽しくなっていきました。少し難しいと
感じる理論や用語は何かに例えてみたり、身体を動かして感じ取ってみたりしながら、
少しずつ知識を積み重ねていきました。試験を突破することには、正直、不安もありま
したが、合格対策講座に参加してみると丁寧な詳しい解説があり、健康のことや身体
のことを学ぶ楽しさをより強く思うようになりました。こうしたカリキュラムがしっかり用意
されているので、健康管理士は誰もがチャレンジできる学習であり資格であると実感
しています。「健康とは、生きていく上で最も身近なものであり、自分の身体を知ってこ
そ、その大切さがわかる」、私は健康管理士の資格取得を通じてそう思いました。

Q.健康管理士の資格を取得された後、ど
のように活動されていますか?

Q.健康管理士の資格を取得された後、ど
のように活動されていますか?

バスガイドに求められるものは、旅先の名所・旧跡などについてのわかりやすいご
案内はもちろん、最近のニュースや雑学など多方面にわたる話題を、それぞれの団
体様の年齢層や目的などに合わせてご提供することです。そして、実際にツアーにご
参加いただくお客様は中高年世代の方が多いことから、「若さや美しさ」、「病気や健
康」に関係する言葉が道中自然と飛び交います。
 そこで、私は、健康管理士の学習で知り得た知識を活かして、車内では意識して
「健康クイズ」を出したり、旅先でのご案内にも「健康」にちなんだ話をするようにしています。
 例えば、お客様から不平の声が聞かれそうな階段の多い場所、歩く道のりが長い
コースなどでは、「この先の見学地には、『昔から訪れた方の骨密度が上がる』とい
う云われがあるのです。ただし、元気よく楽しく歩いて辿り着いた方でないと、中々そ
の恩恵に預かることはできません(笑)」と、運動の大切さをお話したり、歴史的な重み
のある神社やお寺においては、日本の和食が世界遺産に登録されたことと結び付
けて、「私たちが年を重ね歩んできた歴史は、毎日のバランスの良い食事を積み重ね
てきた結果があってこそですね」と食の話題を関連付けたりしています。
 こうした話題を考える上では、特に「ほすぴ」からヒントをもらっています。テーマご
とに歴史や云われ、体のしくみに関することがコンパクトにまとまっているので、私にと
って欠かせないガイドブックになっています。
お陰様で、健康管理士の資格取得後は、健康ネタの“ウケ”も良く、私が常に心掛けている「笑える車
内」の頻度が増えている実感があります。

Q.健康に暮らすために、ご自身のライフ
スタイルで気を付けていることを教えてください。

Q.健康に暮らすために、ご自身のライフ
スタイルで気を付けていることを教えてください。

まず、日頃から歩くようにしています。
外出先ではエレベーターやエスカレーターはほとんど使わず、階段を利用します。職場
の同僚からも「広瀬さんはホント階段しか使わないよね」と少し呆れられるほどです
(笑)。食生活においても、調味料などを始め食材は自然のものを選ぶように心掛けています。
料理は手作りを基本とし、和食を中心とした食事をしています。このような
意識は、健康管理士の学習を始めてから特に高まりました。
 また、私は着物が大好きでして、休みの日はよく着物を身にまとい出掛けています。
着物は素材や色合い、デザインを楽しむことができる
ほかに、気分 が「シャキッ!」とするの が 心 地良く、自然と元気になります。

Q.健康管理士として、今後はどのような方
向性で活動をしていきたいとお考えですか。

Q.健康管理士として、今後はどのような方
向性で活動をしていきたいとお考えですか。

健康に暮らしていくためには、身体活動はもとより、知的活動、そして社会的活動
を継続することが大切だと考えています。健康管理士として、これからも「ほすぴ」を
読んだり健康セミナーに積極的に参加するなどして、情報を更新・上乗せしていこうと思います。
また、バスガイドのお仕事にさらに磨きをかけて、
お客様にもっとご満足いただけるように、そして、プライベートでも大切な仲間
との触れあいを楽しく継続できるように、自分自身の健康管理と笑顔を大切に、毎日を
元気よく過ごしていきたいと思っています。

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インタビュー

健康管理士としてご活躍中の方に、資格に興味を持ったきっかけや通信講座での勉強方法、現在、どのように資格を活かしているか等を実際にインタビューさせていただいた内容をまとめてあります。

活動の現場

健康管理士の方に2ヵ月に1回偶数月の末にお送りしている「健康管理士ニュース」に掲載されている「活動の現場(健康管理士インタビュー)」のバックナンバーです。

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健康管理士一般指導員としてご活躍いただいている方々から寄せられている「活動事例」を、主にご活躍いただいている場所(ステージ)別に、5つに分類してご紹介します。

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