活動の現場

ニュース140号

河野 隆 さん

Q.健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。

Q.健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。

私は、50歳を迎えたときにサラリーマン生活に終止符を打ち、合氣道の世界に足を踏み入れました。合氣道は心身の在り方・使い方を学ぶ武道ですので、当然、健康の維持増進につながります。しかしながら、仲間の中には不本意ながらもがんを始め生活習慣病にかかる方もいらっしゃいました。そのような有様を見るにつけ、病気にかからない方法はないものかと模索していた時、「予防」こそが大事だと気付きました。そして、たまたま地下鉄の車内広告で病気予防の知識が学べる「健康管理士」という道があることを知り、学ぶなら元気なうちにと、勇を鼓して受講することにしました。75歳を目前にした挑戦でした。

講座を始めてはみたものの、健康管理士の6冊のテキストは内容が濃く、ボリュームも多いため、当初は苦労しました。しかし、一方では医学や健康に関する総合的かつ体系的な知識の修得はとても新鮮であ
り、学習を進めていくにつれ体のしくみの理解も深まり、「学ぶ楽しさ」が高まっていきました。そして何より、添削問題や質問に対する先生方のとても丁寧な応対や励ましの言葉に支えられました。赤字の「VeryGood!」をいただけることがとても嬉しかったです。合格対策講座での解りやすく的を得た講義も含め、協会スタッフの皆様の細やかなサポートのお陰で一発で合格できました。誠に感謝の至りです。

Q.健康管理士の資格を取得された後、どのように活動されていますか?

Q.健康管理士の資格を取得された後、どのように活動されていますか?

自分独りで学びを続けるには不安もありましたので、資格取得後すぐに先輩諸氏の集まりである愛知県健康管理士会に入会しました。月例会では毎回「ほすぴ」を題材に勉強会が開かれていて、テーマに沿ってグループで体験発表などを行います。適度な緊張感が良い心持ちです。また、戸外学習イベントも時にあり、先般は納豆工場見学と納豆づくりに参加し、大好きな納豆をより深く知ることができました。講師養成講座も実施されており、プレゼンテーションの勉強と発表体験などで新たな視野も広がりました。そして、今年の初めには、私がセミナーの講師を担当。まずは自分の得意な合氣道を通した健康姿勢や誰もが持ち得ている潜在能力をテーマにお話させていただきました。

協会主催の「健康学習セミナー」や「ステップアップ講座」などにも欠かさず出席して知識拡大に努めています。ダイエットやたんぱく質(アミノ酸)の奥深い話、糖尿病予防のポイント、視覚や味覚など五感の神秘さ、認知症についてなど、毎回新たな発見があり楽しく勉強させていただいています。 また、健康管理士のテキストやほすぴ、健康管理士会で習得した幅広い健康知識を使い、現在では、永年交流を続けている経営コンサルタントのお客様(事業経営者)を対象に、月に1~2度、健康セミナーの講師を務めさせていただく幸運に恵まれています。予防医学の知識の啓発と合氣道の動きを用いた体操を組み合わせて行っているのですが、お蔭様で参加者からは好評をいただいており、今後も喜んでいただけるように学びの必要性を益々感じています。

Q.健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。

Q.健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。

私は、健康な体で日々活動するために、次の三本柱をモットーにしています。1つめは「心身の健康は姿勢から」。合氣道で学んだ姿勢は、立ち振る舞いすべての動作を意味します。安定して、強く、柔らかく、楽で長続きする自然体を保つことが日々の活動の源泉であり、気力充実の礎となります。2つめは「身体の健康はオーガニックから」。私たちが口に入れたり肌に触れたりする製品が健康を左右するとしたら、自らの選択によって健康かどうかが分かれるわけです。健康管理士の学習においても改めて意識しましたが、化学的な有害なものをできるだけ避けオーガニック製品を優先しています。

3つめは「精神の健康は“青春”から」。私の精神的支柱はサムエル・ウルマンの
詩「青春」にあります。この詩には、例えば「臆病な20歳がいる、既にして老人。勇気ある60歳がいる、青春の真っただ中」、「年を重ねただけで人は老いない。夢を失ったとき、はじめて老いる」、「未知の人生に挑戦する喜び」等々、珠玉のメッセージが込められており、毎朝これを音唱することにより、やる気・元気を喚起しています。

Q.健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。

Q.健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。

私のモットーである前述した三本柱を共感・共鳴してくださる方々に提唱し実践していきたいと考えています。そのためにも、健康管理士としての「学び」と「発見」が欠かせません。ほすぴの勉強はもちろん、健康管理士会では多くの仲間との交流をさらに深めていきたいですし、協会主催のセミナーや講座にもこれからも積極的に参加し、前向きな向上意欲のある方の刺激を受けたいと思います。
 そして、永年培った合氣道の精神と動きを支えとし、健康管理士としての予防医学の知識の啓発を大きな命題として、「生涯現役・生涯青春」を貫き楽しみたいと思っています。

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インタビュー

健康管理士としてご活躍中の方に、資格に興味を持ったきっかけや通信講座での勉強方法、現在、どのように資格を活かしているか等を実際にインタビューさせていただいた内容をまとめてあります。

活動の現場

健康管理士の方に2ヵ月に1回偶数月の末にお送りしている「健康管理士ニュース」に掲載されている「活動の現場(健康管理士インタビュー)」のバックナンバーです。

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健康管理士一般指導員としてご活躍いただいている方々から寄せられている「活動事例」を、主にご活躍いただいている場所(ステージ)別に、5つに分類してご紹介します。

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