私は、操体ヨガと自立体力プランナーとして、公民館などを中心に健康講座をさせていただいております。また、併せてハワイアン・フラの講師としてカルチャースクールの教室を任されています。健康講座では、参加される皆様から健康にまつわる多くの質問が寄せられます。また、フラの教室では、誰でも手軽にできる印象もあってか受講生が多いのですが、腰が痛い、膝が痛い…などの身体の不安を抱えている方も多く、これはフラの前に、まず体の歪みや痛みのケアが必要だと感じていました。そこで、体のことや健康のことをもっと知識として身につけ、質問に答えたりアドバイスができるようになりたい、また、日々の生活や家族の健康にも活かせるようにしっかりと学びたい、と思う意欲が高まりました。でも、テレビの健康情報は鵜呑みにできないし、栄養や医療の本を読んでもピンと来なかったり…。そうした中、インターネットで健康管理士を見つけ、幅広く健康のことが学べて、私にもチャレンジができそう！と思い、受講を決めました。

　健康講座では、ほすぴで勉強させていただいた季節ごとの注意点などを、皆様にお伝えしています。特に、気象と健康、気圧の変化、四季折々に気を付けて生活していくことなどが、わかりやすく解説してくれてあるので、図などを利用し伝えていくことで理解してくださいます。また、以前の私がそうであったように、多くの皆様がテレビなどで目にする健康食品やサプリメントがその方自身にとって必要なものなのか？などの迷いもあり質問も出て参ります。自分も共に学ぶ気持ちで質問を家に持ち帰り、健康管理士のテキストや講座資料、ほすぴなど見直すようになりました。
　健康講座に参加される皆様からは、講座の日を楽しみにしている、体の不安が取れ体調がとても良くなった、などのお話をしてくださる頻度が増えました（背筋が伸びた、正座ができるようになった、しびれが取れた、など）。また、フラでは、テキストやほすぴで学んだリンパの流れ、呼吸、姿勢の整え方などを筋力アップのメニューに取り入れていますが、とても喜ばれています。
　これからも、皆様の健康維持のために、日常生活の中で毎日続けていけそうな食事・運動のヒントや知恵を、定期的に提案できるようにしていきたいと考えています。

　まずは、伝えたいことをしっかり準備することが大切だと感じていますので、ほすぴやテキストから必要な個所を書き出したり、健康管理士ニュースで取り上げてある最新情報なども、頭に入れるようにしています。そして、身近なものを自分の目線だけでなく、年齢層などを配慮し、ユーモアを交え、参加される皆様の話をよく聞き、明るく元気に伝えていくことを心がけています。

　明るく笑顔であいさつすること。起床時、お水コップ一杯＆手作りスムージーを飲むこと。週3回のウォーキング。そして、週8回のフラレッスンと、学んだことを分なりに理解して健康講座でウォーミングアップとして試す体の動かし方や呼吸法などは、私の体自身との対話にもなるので、楽しく実践しています。また、いつもハワイアンミュージックを聴き心を穏やかにしています。

　人生最後まで自分の力で生活していきたいとは、誰もが願うことです。
　私は8年前から、老人福祉施設等で、フラを中心にボランティアに伺っています。このボランティアでは「うたごえフラ」といって、♪憧れのハワイ航路やリンゴの歌、青い山脈etcの曲に合わせて、お年寄りにフラの足の動きや、手の動き（ハンドモーション）をご一緒にしていただき、一時間ほど過ごして参ります。最初は下を向き、無口なお年寄りも、曲が進むにつれて、笑顔が見え、手が上がり、足踏みや拍手が起こり、施設の職員の方々もつになります。これがいいんですね！自分の学んだことが役に立つことがあれば、今後も様々な場面で積極的に動いていきたいと思っています。そして多くの方々に健康の大切さを伝え、笑顔を共有したいです。だからこそ、専門的な知識と対応方法をずっと学び続けていくことが大切であると考えています。