今回ご紹介するのは、東京都内やさいたま市でヨガ講師としてご活躍されている勝又摩吏さんです。勝又さんは、ヨガの知識と健康管理士としての知識を活かして、子どもからシニアまで幅広い年齢の方に“こころ”と“体”を調えるヨガの指導をされています。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
ヨガの指導を始め、「指導内容に幅をもたせたい」と考えていた頃に健康管理士の資格を知りました。ヨガでは体操や瞑想・呼吸法などを通じて心身を調えていき、自分自身を深く内観し本来の自分を思い出すといったことを主眼に置いています。一方で、現代のヨガの在り方および人々の捉え方は多種多様です。COVID-19パンデミックを機に、家でも一人でもできる健康増進方法として、ヨガやピラティスを生活に取り入れる方が飛躍的に増えました。WHO憲章における健康の定義にあるように、人生のあらゆる側面での健康を考えた時、ヘルスリテラシーの向上はヨガの指導に必ず活かせる、健康管理士で学べる知識は自分にも社会のためにも役に立つと確信したため受験をしました。
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
写真は介護予防事業として実施されているシニアヨガの風景です。いきなり運動を始めることはせず、こころと体がヨガの練習に集中できる準備をします。例えば次のような話をしていますが、①~③の話題については、健康管理士で学んだ知識が多いに役立っています。更に言えば、資格を取って終わりではなく継続学習の機会が多数用意されており、健康全般の知見が深まるような仕組みが整っていることは資格を更新するモチベーションにつながっています。
①季節ごとの養生
②食事
③生理学・解剖学
④ヨガのことば(サンスクリット)
⑤ヨガ哲学
健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
ヨガの指導や学びには終わりがありません。指導を続ければ続けるほど自分の不足部分が気になり、レッスン準備にかける時間がとても多くなった時期がありました。ある時、思い切って発想を変えて「何も気にしない・考えないで、やりたいことをやろう」と気楽に考えることを自分に許し、ご縁がつながったのが“合唱”と“手話”でした。自分自身を癒す・リフレッシュしようと始めた趣味でしたが結局のところ、ヨガ指導の大きな支えとなっています。
“合唱”
クラシック音楽が好きで演奏会にはよく足を運びます。興味を持ったことのひとつが、ベートーヴェン作曲の交響曲第九番の合唱をいつかやってみたい!というものでした。強く願えば不思議と縁がつながるものです。発表
の場はなんと両国国技館!!本番も楽しみではありますが、練習自体がとても楽しい!これはヨガを始めた時の感覚と似ています。時間を忘れるほど夢中になって取り組めることが人生の中にいくつあってもよいのですね!
“手話”
子育て支援事業における親子ヨガでは、手遊びの流れで手話とうたを実践してきました。また、ラグビー観戦仲間にろう者の方がいるので、いつか手話で会話がしたいとも考えていました。現在、手話奉仕員養成講習会に参加して本格的に学びを始めたところです。手話は主に手を使いますが、想像力も必要です。その気づきはヨガの指導が深化する大きな要因となっています。
健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
ヨガ指導を始めてからの約8年では、体を動かすクラスを中心に行ってきました。今後はヨガ哲学と健康管理士の知識をかけあわせた講義を体系的に構築していきたいです。予防医学におけるヨガの貢献、いのち全体を調えるライフスタイル、ヘルスリテラシー向上について普及啓発に邁進する所存です。
