今回ご紹介するのは、健康管理士として寝具メーカーに勤務し、予防医学の観点から2000人以上の方に睡眠と健康のアドバイスを行ってきた、高橋富美子さんです。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
健康について真剣に学ぼうと思ったきっかけは、思いがけない家族の入院でした。仕事が忙しい時は誰もが自身の体調不調も見逃してしまいがちです。長い人生、健康寿命を延ばし笑顔で過ごしていくためには「どんなことに気をつけて、どんな知識が必要なのか?」そんな疑問から「正しい知識」を身につけたいと思うようになりました。お客様からのご相談をいただく仕事の現場では、まれにお悩みの原因が別のところにある場合があります。個々に寄り添ったカウンセリングをしていくためには健康についての広い知識が必要でした。
健康管理士資格は試験に合格したら終わりではなく、資格取得後も定期的に送られてくる「ほすぴ」を通して、常に新しい情報を得られるところに魅力を感じこちらの資格を選びました。また、様々な講習会やセミナーが用意されているのも、モチベーションを維持していく上では大切だと感じています
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
資格所得後は、家族・友人・知人から健康の相談を受ける機会が増えました。健康管理士の資格は幅広い内容を学ぶことができるうえ、定期的に送られてくるテキストでは常に最新の情報を得ることができます。
接客の現場では常に新しい話題が必要なため「ほすぴ」は毎号大変勉強になります。
仕事では様々な相談をいただきますが、その方に必要なアドバイスは皆同じではなく、ライフスタイルやライフステージによっても悩みの深さが変わるため、理解し最適なアドバイスをするための知識が必要となります。
お客様から「相談して良かった。来て良かった。」とお言葉をいただくたびに、私も大変嬉しい気持ちになりこの資格をとってよかったと感じています。

健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
30代の頃、仕事の忙しさから食事や睡眠時間を疎かにし、体調を崩した経験があります。仕事も生活もパフォーマンスをより良いものにするためには、健康が基本であると、その時改めて感じました。
その後、予防医学の観点から「健康食コーディネーター」を取得し、栄養バランスに気を配りながら旬の野菜や季節の果物でお料理を楽しんでいます。
また「メディカルソープビルダー」の講師資格を活かし、ゆっくり熟成させるコールド製法の石鹸を手作りしています。ミネラル成分を多く含む石鹸は肌に優しく、毎日つかうものだからこそ安心できるものを使いたいと思っています。
これからも健康で過ごしていくために、興味をもったことには「私自身が楽しむ」ことを大切にしていきたいと考えています。

健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
健康で長生きをする社会ために、健康管理士として疾病予防や健康増進を普及させる役割は大きいと感じます。今後は今までの経験から「姿勢」に注目し、足裏から健康を整える活動をしていきます。
現代人に多い外反母趾、扁平足、浮指は、重心のバランスの歪みから腰痛や関節痛などの症状を引き起こしやすく、猫背の要因にもなりやすいと言われています。それらは病気ではないものの生活のパフォーマンスの低下へと繋がります。転倒事故を防ぐためにも、人が1日に何度も行っている「立つ・歩く・走る・止まる・跳ねる・踏ん張る」の足の機能を衰えさせないことが大切です。
ぞうりは鼻緒を指で挟むことで自然と拇指球(ぼしきゅう)を使い足裏のトレーニングができる優れもの。幅広い世代に興味を持っていただけるようにデザインし、日本古来からあるぞうりの良さを健康管理士として発信していきたいと考えています。
