今回ご紹介するのは、30年以上整体師の仕事を続け、幅広い年齢層のお客様からの健康に関する悩みに対し、改善策や予防策をお伝えしながら活動を行っている紫藤真且さんです。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
平均寿命が延び、人生100年時代と言われるようになりましたが、健康寿命との差が社会問題となっています。平均寿命と健康寿命の差が拡大することは、病気の増加や医療費の増加に繋がってしまいます。だからこそ、今の仕事は、様々な健康問題の「予防」または「改善」を目指し、健康寿命を延ばす為の活動を推進する使命であると思っています。
整体師として働いていく中で、お客様から睡眠や食事の悩みなど相談を受ける事が多くあります。そこで、関節や筋肉だけではなく、健康に関して体のことを色々な角度から説明したいと思うようになりました。
特に、健康には欠かせない運動・栄養・睡眠といったところの知識を深めたいと思い、幅広い分野で健康管理に必要な知識を取得できる健康管理士になろうと思いました。
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
現代社会において、食生活などの生活習慣、筋肉、神経の疲労、ストレスなどが原因で日常的に起こりうる、肩こりや目の疲れ、頭痛、腰痛、冷え症、不眠症、慢性疲労、自律神経失調症などといった症状は、病院に行っても病気と診断されない「未病」という状態です。主に、この「未病」に対して効果が期待できる整体・足つぼ及びイトオテルミー療法を行っています。
施術中は、お客様からの体の悩みを伺うようにしており、アドバイスする際は、改善策や予防策を今までよりも、より深く説明が出来るようになりました。整体としてのケアだけではなく「今からどう過ごしていくことで、改善や予防に繋がるかを教えてくれるところはなかった」と、お客様からも喜びの声をいただいています。今まで整体師として仕事をしてきましたが、健康管理士の資格を取得したことで信頼度がさらに上がったように思います。
また、ほすぴを用いた生涯学習にて、常に知識をアップデートすることができ、仕事に活かすことができています。これからも、お客様の健康増進のお役に立てればと思います。
健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
健康の維持をするためには「適度な運動」「栄養のバランス」「質の良い睡眠」が基本であると考えてます。
1つ目の適度な運動としては、主にジムで有酸素運動を行っています。その他にも、キックボクシングエクササイズで無酸素運動や体幹運動も行っています。運動による筋肉の維持・向上の必要性を日々実感しています。2つ目の栄養のバランスでは、現代人が不足しがちなビタミン・ミネラルを積極的に摂取することを心掛けています。3つ目の質の良い睡眠では、朝起きたらしっかりと朝日を浴びること、深部体温の維持などに気をつけてます。
少しずつでも生活習慣を変えていくことで、自分自身の体調や病気に対する不安要素を軽減することができました。
健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
当サロンに来られるお客様は、運動不足からくる肩こりや腰痛の方が多くいるため、1番に運動の大切さを伝えていきたいと思います。その為には、まず自分が運動の場に足を運び実際に体を動かすことが大切と考えています。時折、運動サークルなど様々な場面で、運動の必要性をお伝えする機会をいただくことがあります。そのような機会を通じて自分の体験したことをもとに、運動の大切さを伝えていきたいと思います。
また、同じ考えを持つ運動の経営者である方々と協力しあい、運動不足難民を救出していき、健康寿命の延伸に繋げていきたいと思います。