今回ご紹介するのは、パーソナルトレーニングジムのトレーナーとして、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の「運動」「食事」「メンタル」など総合的な健康管理のアドバイスやサポート活動をしていらっしゃる玉木千春さんです。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
健康管理士の資格に興味を持ったきっかけ、選んだ理由を教えて下さい。
主人がパーソナルトレーニングジムを開業するのに合わせて取得しました。ジムに来る方々の中には、健康に不安を抱えている方もいらっしゃいます。どなたにも共通の「運動」や「食事」、「睡眠」や「心」の課題へはもちろん、長い間持病をお持ちの方や闘病中の方へのサポートは、私達指導者側に幅広くより深い健康の知識が必要だと感じたからです。
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
健康管理士の資格を取得されて、ご自身の活動にどのように役立っていますか?
資格取得は活動する上での自信につながりました。取得前に勉強したテキストの内容は多岐にわたりとても役に立っています。「ほすぴ」での学習は知識のおさらいや最新情報を知ることができ、健康情報があふれる現代の私の指針になっています。
現在は、パーソナルトレーニングジムでおひとりおひとりに合ったプログラム作り、生活上の留意点や食事改善などをアドバイスしており、沖縄県内自治体の生活支援体制事業へのサポートや幼稚園や保育園、小中学生、高校生への食事トレーニングサポートとメンタルトレーニングサポート、高齢者デイサービスや介護予防事業では暮らしのアドバイスまで、出産前胎児期~100歳以上の方々までをサポートできています。また、それぞれの団体に合わせた健康やスポーツについての講師で呼んでいただくこともあり、たくさんの方々と出会えることで私自身の健康への関心も深まります。発達障害の疑いありと言われたお子さんがコミュニケーション力が付いてきたとの報告や様々な競技でのアスリートとして活躍(甲子園は毎回どこかの県から教え子が出ています)してくれていますし、笑顔で育児に取り組めるようになった、認知症疑いからの改善や歩行や姿勢の改善で日常を取り戻し自由な毎日が戻った、などたくさんのうれしいご報告は、私の活動のますますの励みになります。
<障がいをお持ちの方の運動教室>
<中学生野球チームへの食事、メンタルセミナー>
<小学生の自然体験活動教室>
健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
健康に暮らすために、ご自身のライフスタイルで気を付けていることを教えてください。
運動と食事、睡眠は大切に考えています。運動は自分にあったレベルで継続すること、食事は朝ご飯に重きを置き、3食以上欠かさないこと、睡眠は11時までに床に入るよう努力しています。他にはお水の摂取や具だくさんみそ汁、人とふれあう、よく笑うなど。お客様を適切にサポートできるようにするためにも、自分自身の体調管理は気をつけています。おかげ様で風邪もひかない元気な体です。
健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
健康管理士として、今後はどのような方向性で活動をしていきたいとお考えですか。
ひとつには健康寿命の延伸に注力したいです。運動や食事、睡眠ばかりではなく、楽しい毎日の創造により心の安定を図り、新しい毎日がウキウキワクワクするようにお手伝いしたいと考えています。具体的には、高齢者向けにサークル活動のような楽しい居場所作りをしていきたいと思っています。もうひとつには、幼少期の運動や食事のサポートを通して、悔いのない子育て期間を保護者の皆様に提供したいと考えています。特に地域の風土、文化に合わせたご提案をしていきたいと思っています。「健康で、笑顔で、自信の持てる毎日を創造する」ことで、世の中のお役にたてる自分でいられるよう頑張りたいと思っています。
<介護予防事業で筋トレとゆんたく(おしゃべり)>
<障がいのある方も一緒に出場したマラソン大会>